銀行ファクタリングとは?特徴やメリット・デメリットを徹底解説

2025.04.25

#ファクタリング

#銀行

銀行ファクタリングとは?特徴やメリット・デメリットを徹底解説

資金繰りを改善する方法は多岐に渡りますが、銀行系ファクタリングを活用するのも手段の1つです。本記事では、銀行系ファクタリングの特徴やメリットなどを解説します。銀行系ファクタリングの利用に適したケースも解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

目次

銀行系ファクタリングとは 銀行系と他のファクタリングとの違い ノンバンク系 独立系 銀行系ファクタリングの種類4つ 買取ファクタリング 保証ファクタリング 一括ファクタリング 国際ファクタリング 銀行系ファクタリングを利用するメリット 安心して取引できる 手数料をおさえられる 高額な売掛金にも対応できる 銀行系ファクタリングを利用する際の課題 審査が厳しい傾向にある 資金調達までに時間がかかりやすい 少額の売掛金には対応していないこともある 銀行系ファクタリングの利用に向いているケース・向いていないケース 銀行系ファクタリングの利用に向いているケース 銀行系ファクタリングの利用が向いていないケース おすすめの銀行系ファクタリング3選 手厚いサポートを受けたいなら「三菱UFJファクター株式会社」 建設業なら「SMBCファイナンスサービス株式会社」 電子記録債権があるなら「みずほファクター株式会社」 銀行系ファクタリングの利用以外で資金繰りを改善する方法 「Vankable 請求書カード払い」 「ADYELL(アドエール)」 売掛債権や自社の状況に合わせて銀行系ファクタリングの活用も検討しよう

 

ファクタリングは、企業が持つ売掛債権を現金化する資金調達方法の一つです。そのなかでも「銀行系ファクタリング」は、メガバンクや地方銀行、または銀行が出資する子会社が提供するサービスを指します。

銀行が提供するため買取限度額が高く、また他のファクタリングに比べ手数料が低めに設定されている点が特徴です。一方、審査が厳しく、資金化までに時間がかかるといった側面もあります。

本記事では、銀行系ファクタリングの種類やメリット・デメリット、他のファクタリングとの違いについて詳しく解説します。

銀行系ファクタリングとは

ファクタリングは、企業が保有する売掛債権をファクタリング会社に売却し、現金化する資金調達方法です。そのなかでも銀行系ファクタリングは、メガバンクや地方銀行の金融機関、また銀行が出資する子会社が提供するファクタリングサービスを指します。

銀行系ファクタリングは銀行というブランド力があるため信頼性が高く、他のファクタリングに比べて手数料が低い傾向にあります。

ただし、銀行系ファクタリングはウィズリコース(償還請求権あり)であることが一般的です。これは、売掛先が支払不能となった場合、利用企業が売掛金の支払い義務を負う仕組みです。そのため、利用時にはリスクを十分に理解したうえで検討する必要があります。

銀行系と他のファクタリングとの違い

ファクタリングには主に銀行系・ノンバンク系・独立系の3種類があり、それぞれ手数料や審査基準、買取可能額に違いがあります。自社の資金調達ニーズに適したファクタリング会社を選ぶために、各タイプの特徴を把握しておきましょう。

銀行系 ノンバンク系 独立系
提供元 銀行またはグループ企業
  • 信販会社
  • リース会社
  • 消費者金融
    など
銀行やノンバンク以外の独立した企業
手数料 低い 銀行系に比べて高い傾向にある 銀行系に比べて高い傾向にある
審査
  • 厳格かつ時間がかかりやすい
  • 1~3週間程度
  • 銀行系に比べて審査は柔軟な傾向がある
  • 審査スピードも早い
  • 1週間程度
  • 銀行系に比べて審査は柔軟な傾向がある
  • 審査スピードも早い
  • 即日~
買取可能額 高額な売掛債権にも対応 銀行系に比べて低い傾向にある(数百万円程度)
  • 銀行系に比べて低い傾向にある
  • 少額の売掛債権にも対応

ノンバンク系

ノンバンク系ファクタリングは、信販会社・リース会社・消費者金融などの銀行以外の企業が提供するファクタリングサービスです。

銀行系に比べて審査が柔軟でスピードが速いため迅速な資金調達が可能ですが、手数料は高めの傾向があります。また、買取限度額が数百万円程度までと低めのケースが多く、額面の大きな売掛債権には対応していないことがあります。

独立系

独立系ファクタリングは、銀行やノンバンクに属さない独立したファクタリング会社が提供するサービスです。柔軟な契約条件や迅速な対応を強みにしている企業や、即日対応している企業もあります。

一方、手数料は比較的高めです。10万円程度の売掛債権に対応している企業もあるため、少額での活用を検討している際に有用な選択肢となります。

銀行系ファクタリングの種類4つ

銀行系ファクタリングには、買取ファクタリング・保証ファクタリング・一括ファクタリング・国際ファクタリングの4種類あります。一部の種類にしか対応していないケースもあるため、事前に希望する手段がとれるかを確認するようにしましょう。

特徴 メリット デメリット
買取ファクタリング
  • 売掛債権をファクタリング会社に譲渡し、期日前に売掛金相当の現金を受け取る方法
  • 銀行系ファクタリングでは3社間ファクタリングが原則
  • 審査は柔軟な傾向にある
  • 財政状況が赤字の場合でも利用できる可能性がある
  • 資金調達しつつ売掛金未回収リスクを軽減できる
  • 手数料が差し引かれるため、売掛金の全額を回収できない
  • 資金調達までに時間がかかる
保証ファクタリング 売掛先の財務状況の悪化や倒産などにより、売掛金の回収が難しくなるリスクを避けるために、ファクタリング会社が保証金を支払う方法
  • 売掛金回収不能リスクを軽減できる
  • 新規取引先の信用力に不安がある場合でも、保証ファクタリングを利用することで安心して取引を開始できる
  • ファクタリング会社に保証料を支払う必要がある
  • 保証金額には上限額が設けられており、全額が保証されるわけではない
一括ファクタリング 複数の取引先の売掛金をファクタリング会社が一括で買い取り、現金化する方法
  • 売掛金の回収期日より前に資金調達できる
  • メガバンクでの取り扱いが多く、信用性が高い
売掛先の信用力も審査対象となる
国際ファクタリング
  • 海外取引先の売掛金をファクタリング会社に譲渡し、現金化する方法
  • 企業とファクタリング会社、売掛先、海外のファクタリング会社の4社で契約
  • 海外取引先の倒産による売掛金回収不能リスクを回避できる
  • 通貨変動による為替差損のリスクを軽減できる
  • 他のファクタリングに比べて手数料が高い傾向にある
  • 手続きが複雑
  • 国際ファクタリングでカバーできないケースもある

買取ファクタリングや保証ファクタリング、また2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いなど、次の記事でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

ファクタリングとは?メリットやデメリット、資金繰りで注意したい点も紹介

買取ファクタリング

買取ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社に譲渡し資金を受け取る方法です。銀行系ファクタリングのなかでも一般的な方法で、多くの銀行で取り扱われています。主に3社間ファクタリングの形式で運用されます。

売掛金の入金期日前に資金化できるため、直近の資金繰り改善の手段として活用できます。また審査は比較的柔軟で、財務状況が赤字の企業でも活用できる可能性がある点はメリットといえるでしょう。

ただし、活用には手数料がかかります。売却する売掛金額から手数料を引いた分が入金されることになるため、額面に記載された売掛金の全額を受け取ることはできません。

保証ファクタリング

保証ファクタリングは、売掛先が倒産や資金難に陥った際の未回収リスクを回避できるサービスです。万一売掛金が回収できなくなった際は、ファクタリング会社が保証をしてくれます。つまり、目的は売掛金の支払い保証であり、資金調達にはなりません。

売掛金の回収不能リスクを軽減できるため、新規取引先との契約時に安心して取引を開始できる点が大きなメリットです。また、信用力が低い取引先に対しても、保証があればより有利な取引条件を提示しやすくなるため、営業面でのメリットもあります。

保証ファクタリングを活用するには保証料を支払う必要があります。また、保証額には上限があるため、全額保証されるとは限らない点にも注意が必要です。

一括ファクタリング

一括ファクタリングは、複数の取引先の売掛債権をまとめてファクタリング会社が買い取り、現金化する方法です。主にメガバンクが取り扱っており、売掛先が多数ある場合に適した資金調達手法といえます。

一括で売掛債権を処理できるため、複数の取引先との取引管理を効率化できる点がメリットです。

一括ファクタリングも手数料が発生するため、買取型と同じく売掛金の全額を受け取ることはできません。また、売掛先の信用力も審査対象となるため、全ての売掛債権が買い取られるわけではなく、審査基準を満たさないものは対象外となる可能性があります。

国際ファクタリング

国際ファクタリングは、海外取引の売掛債権をファクタリング会社に譲渡し、現金化する方法です。企業・国内ファクタリング会社・海外ファクタリング会社・売掛先の4社間で契約が結ばれます。

海外取引における売掛金未回収リスクを軽減できるため、特に新興国の取引先とのビジネスにおいて有効です。また、通貨変動による為替差損のリスクを軽減できる点もメリットとして挙げられます。

一方、国際取引特有の手続きが複雑で、資金化に時間がかかることがデメリットです。また、手数料が国内ファクタリングよりも高めで、全ての海外取引が対象になるわけではない点にも注意が必要です。

銀行系ファクタリングを利用するメリット

銀行系ファクタリングには、信頼性の高さ・手数料の低さ・高額な売掛債権への対応など、ノンバンク系や独立系にはないメリットがあります。特に、銀行という信用力を活かした安全な取引環境や、コストをおさえられる点は大きな魅力です。

安心して取引できる

銀行系ファクタリングは、銀行が提供するサービスであるため、信頼性が高いのが特徴です。ノンバンク系や独立系ファクタリング会社の中には、違法な高額手数料を請求したり、不透明な契約を結ぶ悪質業者が存在したりすることもあります。しかし、銀行系のサービスであれば、そのようなリスクを回避できます。

また、銀行系ファクタリングの多くは3社間ファクタリングを採用しています。ファクタリングに対してネガティブな印象を持つ企業もいますが、銀行という信頼性の高い機関を通すことで、取引先とも良好な関係を構築・継続できることが期待できます。

手数料をおさえられる

ファクタリングを活用する際の手数料は、売掛債権の買取額に手数料率をかけて算出されます。手数料率は取引形態や各ファクタリングで異なりますが、一般的に銀行系はノンバンク系や独立系よりも低く設定されています。例えば独立系のファクタリング会社では手数料を数%〜十数%としている企業が多いなか、銀行系では数%に設定しているケースが多い傾向にあります。

銀行系ファクタリングは低い手数料で利用できるため、資金調達コストをおさえられるのが大きなメリットです。

関連記事:

ファクタリング手数料は高い?相場や手数料に影響する要素を紹介

ファクタリング会社は乗り換えできる?乗り換えのタイミングやメリットを解説

高額な売掛金にも対応できる

銀行系ファクタリングの多くは、数千万~数億円の高額な売掛金にも対応可能です。安定した資本力を元に大口の売掛債権にも対応できる点は、小規模ファクタリング会社にはない銀行系ならではの強みといえるでしょう。

特に、数千万円〜1億円以上の債権を扱う企業にとっては、銀行系ファクタリングがより有力な資金調達方法の選択肢となります。

銀行系ファクタリングを利用する際の課題

銀行系ファクタリングは信頼性が高く、手数料が低いというメリットがある一方で、いくつかの課題も存在します。特に、審査の厳しさ・資金調達までの時間の長さ・少額の売掛債権への対応の難しさなどがデメリットとして挙げられます。

審査が厳しい傾向にある

銀行系ファクタリングは、銀行が提供するサービスであるため、ファクタリングにおいても融資と同様に厳格な審査が行われるのが特徴です。そのため、ノンバンク系や独立系のファクタリング会社に比べて審査が厳しい傾向にあります。

企業の財務状況や信用情報が重視されるため、赤字決算や債務超過の状態では審査を通過できない可能性が高くなります。また、審査の過程では、売掛先の信用力も詳細に確認されるため、取引先の経営状況が不安定な場合には契約が成立しないケースもあるでしょう。

資金調達までに時間がかかりやすい

銀行系ファクタリングのもう1つの課題として、資金調達までに時間がかかる点が挙げられます。審査が厳格であることに加え、銀行系ファクタリングの多くが3社間ファクタリングを採用しているため、利用企業と売掛先の両方の信用調査が必要になるためです。売掛先の同意を得る必要があるため、契約手続きが長引くケースも多く、申し込みから入金までに2~3週間程度かかることも珍しくありません。

また、オンライン完結型のサービスが多いノンバンク系や独立系のファクタリング会社に対して、銀行系ファクタリングでは、銀行の窓口での手続きを求められることが多い傾向にあります。そのため、急ぎで資金調達を行いたい企業にとっては、不向きな手段といえるかもしれません。

少額の売掛金には対応していないこともある

銀行系ファクタリングは大口の売掛債権に対応できる強みがある一方、少額の売掛金には対応していない点はデメリットといえるでしょう。

買取限度額や下限額はファクタリング会社ごとに設定されています。銀行系ファクタリングは買取限度額も下限額も高く設定しているケースが多いため、少額の資金調達を検討している企業には適さない可能性があります。

少額の売掛債権を活用したい場合は、独立系のファクタリング会社が選択肢となってきます。独立系ファクタリングは、柔軟な審査基準を設けていることが多く、10万円程度の小口債権にも対応しているケースがあります。銀行系ファクタリングと比較すると手数料はやや高くなるものの、少額資金調達の選択肢として検討する価値があるでしょう。

銀行系ファクタリングの利用に向いているケース・向いていないケース

銀行系ファクタリングは、手数料の低さや安全性の高さが魅力ですが、全ての企業に適しているわけではありません。銀行系ファクタリングの活用が向いているケースと向いていないケースを解説します。

銀行系ファクタリングの利用に向いているケース

銀行系ファクタリングは、手数料が低く設定されているため、コストをおさえながら売掛金を現金化したい企業に適しています。ノンバンク系や独立系ファクタリング会社と比較すると、銀行の提供するサービスであるため透明性が高く、信頼できる取引ができる点も大きなメリットです。そのため、取引の安全性を重視し、安心して資金調達を行いたい企業にとっては有力な選択肢となるでしょう。

また、買取限度額が高く設定されていることが多いため、数千万円から数億円規模の売掛金を現金化したい企業に向いています。

大口取引が多く、資金繰りに余裕があるものの、一部の売掛先に依存している企業にとっては、保証型ファクタリングの活用が有効です。保証型ファクタリングを利用すれば、売掛金を現金化せずとも、万が一の未回収リスクに備えることが可能になります。

銀行系ファクタリングの利用が向いていないケース

銀行系ファクタリングは審査に時間がかかるため、緊急で資金を調達したい企業には不向きです。審査プロセスが厳格であることに加え、売掛先の同意が必要となる3社間ファクタリングが原則であるため、申し込みから入金までに数週間を要することもあります。即日や数日以内に資金調達が必要な場合は、ノンバンク系や独立系のファクタリングを検討するのがよいでしょう。

また、売掛先にファクタリングの利用を知られたくない企業にも適していません。このような場合は、2社間ファクタリングに対応しているノンバンク系や独立系のサービスの方が適しています。

さらに、買取下限額が比較的高めに設定されているため、少額の売掛金を現金化したい企業にとっては使いづらい点もあります。小規模な企業や個人事業主が小口の売掛債権を売却したい場合は、買取下限額が低い独立系のファクタリング会社を選択する方が現実的です。

おすすめの銀行系ファクタリング3選

銀行系ファクタリングは、メガバンクから地方銀行までさまざまな金融機関が提供しています。サービス内容もそれぞれ異なるため、自社の状況や資金調達ニーズに合わせて適切な利用先を見極めることが大切です。

本章では、銀行系ファクタリングを3つ紹介します。

手厚いサポートを受けたいなら「三菱UFJファクター株式会社」

「三菱UFJファクター株式会社」では、保証ファクタリングと国際ファクタリングに対応しています。業歴50年という豊富な実績を持ち、売掛先の与信管理から保証履行まで手厚いサポートを受けられる点が魅力です。

特に、保証ファクタリングでは、保証開始後に売掛先1社ごとに随時追加保証の依頼が可能です。万が一売掛先が倒産した場合でも、保証限度額内で100%保証履行がなされるため、企業のリスク軽減につながります。

手数料や申し込み金額の制限については公表されていないため、個別に相談し確認する必要があります。

※参考:三菱UFJファクター株式会社

建設業なら「SMBCファイナンスサービス株式会社」

建設業に特化したファクタリングを探している企業には、「SMBCファイナンスサービス株式会社」がおすすめです。同社では、保証ファクタリングのほか、国内外の取引に対応したサービスを提供しています。特に、建設業向けに「建設債権保証」や「下請債権保全支援事業」など、建設業者の資金繰りを支援するサービスを展開しているのが特徴です。

さらに、手形買取サービスも提供しており、手形の現金化をスムーズに行うことが可能です。建設業に特化した資金調達方法を求めている企業にとって、選択肢として検討したいファクタリングサービスといえるでしょう。

関連記事:

ファクタリングと手形割引の違いは?仕組みや目的などの違いを徹底解説

※参考:SMBCファイナンスサービス株式会社

電子記録債権があるなら「みずほファクター株式会社」

「みずほファクター」は、保証ファクタリングや国際ファクタリングのほか、電子記録債権の買取に対応した「みずほ電子債権決済サービス」を提供しています。国内外の取引に対応しており、売掛先の倒産リスクを回避できる保証ファクタリングでは、売掛金を自社で回収できなかった場合でも最大100%の保証を受けることが可能です。

特に、電子記録債権を利用する企業にとっては、みずほ電子債権決済サービスを活用することで、効率的な資金調達が可能になります。

※参考:みずほファクター株式会社

銀行系ファクタリングの利用以外で資金繰りを改善する方法

銀行系ファクタリングは資金調達の手段として有効ですが、審査に時間がかかることや売掛先の同意が必要な場合があるため、すぐに資金を確保したい企業には適さないケースもあります。このような場合、状況によっては他の資金調達方法の方が活用しやすいかもしれません。

本章では、迅速な資金調達を行いたい場合に活用できる「請求書をクレジットカード払いにできる、Vankable 請求書カード払い」と、広告費への投資に活用できる、マーケティング費や広告費の分割後払いサービス「AD YELL(アドエール)」(※1)をご紹介します。

※1 「AD YELL」は、バンカブルが提供しているWeb広告の出稿費用を4回に分割・後払いが可能となるサービスです。請求書払いと法人カード払いに対応しており、オンラインによるお申し込みから最短3営業日でご利用が可能になります。原則として、担保や連帯保証人のご用意が不要(*)で、融資ではなく立替でサポートするため、今後の事業者さまの借入枠にも影響を及ぼしません。これらのサービスを通じて、事業者さまのキャッシュサイクルを改善し、運転資金を圧迫しない形で事業成長を支援いたします。

*「担保・連帯保証不要」は原則であり、場合によってはその限りではありません。ご了承くださいませ。

「Vankable 請求書カード払い」

「請求書をクレジットカード払いにできる、Vankable 請求書カード払い」は、企業が取引先から受け取った請求書の支払いをクレジットカード払いにできるサービスです。

本サービスには、大手クレジットカード会社の三菱UFJニコス株式会社と提携していることや、手数料が業界最低水準の2.7%(税別)という特徴があります。さらに、申込から立替までの期間は4営業日程度(最短1日~2日)とスピーディーな対応が可能です。

超短期的に資金繰りを改善したい場合や、キャッシュインが遅いことで資金繰りに課題を感じてる場合、手元の請求書の支払いサイトを延ばしたい場合などにお役立ていただけます。

「Vankable 請求書カード払い」を詳しく見る

「ADYELL(アドエール)」

マーケティング費や広告費の分割後払いサービス「ADYELL(アドエール)」は、広告費の分割後払いが可能なサービスです。通常、広告を出稿する際には、先に広告費を支払うため、キャッシュインよりもキャッシュアウトが先行します。しかし、本サービスを活用することで、広告費を後払いにできるため、キャッシュフローの悪化を防ぐことができます。

手数料は広告費100に対して3.0%(税込)です。広告投資のタイミングを逃したくない場合や、キャッシュフローへの圧迫をおさえつつ広告を出稿していきたい場合に効果的なサービスです。

「AD YELL」を詳しく見る

売掛債権や自社の状況に合わせて銀行系ファクタリングの活用も検討しよう

銀行系ファクタリングは金融機関が提供するサービスであり、買取限度額が高いことや手数料が低い傾向にあるなどの特徴があります。買取ファクタリングをはじめとする4種類のサービスがあるため、自社や売掛債権の状況に合わせて適切なものを検討していきましょう。ただし、銀行ならではの厳格な審査基準があるため、申し込みから資金化までには時間がかかることが多く、迅速な資金調達を求める場合には適していません。

すぐに資金が必要な場合には、銀行系ファクタリング以外の選択肢も検討した方がよいでしょう。例えば、弊社の「請求書をクレジットカード払いにできる、Vankable 請求書カード払い」は、クレジットカードを活用することで支払いサイトを延長でき、短期間での資金調達を可能にします。また、広告やマーケティングへの投資を目的とする場合には、マーケティング費や広告費の分割後払いサービス「ADYELL(アドエール)」を活用することで、キャッシュフローの改善につながります。

事業の安定化と成長のために、銀行系ファクタリングのメリットとデメリットを踏まえて、目的に応じた適切な資金調達方法を選んでいきましょう。

「AD YELL」を詳しく見る

「Vankable 請求書カード払い」を詳しく見る